【プレビュー】優勝候補はレイバ=サンチェス、竹内鈴と坪根菜々子はともに2回戦に山場/グランドスラム・タシケント2025 女子52kg級

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(エントリー17名)

アユミ・レイバ=サンチェスが優勝候補に挙がる

強豪の参加は僅か。上位陣からはジェフェン・プリモ(イスラエル)とアユミ・レイバ=サンチェス(スペイン)、さらに竹内鈴(パーク24)と坪根菜々子(自衛隊体育学校)の日本勢2人、加えてミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)、レオニー・ゴンザレス(フランス)らがエントリーしているものの、率直に言ってグランドスラムとしてはかなり寂しい顔ぶれとなっている。

優勝争いの軸となるのは、プリモ、レイバ=サンチェス、竹内、坪根の4人。実績ではプリモが抜けているが、この選手は柔道が粗め。相性も考えると、本命はむしろレイバ=サンチェスと考えるべきだろう。

竹内鈴

日本勢2人は、ともにノーシードとしてトーナメントの左右に配置が分かれた。配置は竹内の方がやや厳しく、1回戦でリリーア・ヌガエワ(IJF)、準々決勝でレイバ=サンチェスという組み合わせ。勝負どころはもちろんレイバ=サンチェス戦。この選手はリーチの長さと柔らかな進退が持ち味。密着しての大技が武器の竹内とは徹底的に柔道が噛み合わないと思われる。担ぎ技と寝技で攻め、主導権を握りたい。

坪根菜々子

一方の坪根は、初戦のゴンザレス戦さえ乗り越えれば、ベスト4進出がまず確実。ゴンザレスとの試合も平均値の出来で問題なく勝利できるはずだ。準決勝で戦うプリモは強敵だが、相性的には噛み合うと思われる。相手が寄せてくるタイミングを狙い、現在坪根の最も取り味のある武器である左右の大内刈を狙いたい。地力に関しても、五分の勝負ができるはずだ。

第1シードはジェフェン・プリモ

【プールA】
第1シード:ジェフェン・プリモ(イスラエル)

第8シード:カリーナ・エフィモワ(IJF)

【プールB】
第4シード:レオニー・ゴンザレス(フランス)
日本代表選手:坪根菜々子(自衛隊体育学校)

第5シード:スグディヨナ・ラフカトワ(ウズベキスタン)

【プールC】
第2シード:アユミ・レイバ=サンチェス(スペイン)

第7シード:マディナ・クルボンゾダ(タジキスタン)
有力選手:リリーア・ヌガエワ(IJF)
日本代表選手:竹内鈴(パーク24)

【プールD】
第3シード:レア・メトロ(フランス)

第6シード:ミレイア・ラプエルタ=コマス(スペイン)

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