寄稿・写真:主催者

一橋大学柔道部とそのOB会である一橋柔友会が共催する「第32回一橋大学有備館杯争奪高校生招待柔道大会」が3月22日、講道館で全国から合同チームを含めた31チーム222名が参加して行われた。
「進学高校の金鷲旗」を目指している今大会は、このスローガンの通り勝ち抜き形式の5人制団体、大将同士が引き分ける場合はそのままGS延長戦で決着をつけるルール。中学3年生まで出場可能なため、中学生との試合時には絞技、関節技を認めないという大会申し合わせのもとで行われた。

大会は3校~4校のグループに分かれての予選リーグ戦からスタート。各リーグの1位校は決勝トーナメントに進むという形で行われた。
決勝トーナメント進出校と準決勝までの結果は下記の通り。
【決勝トーナメント進出校】
Aリーグ 浜松西高
Bリーグ 城北高A
Cリーグ 逗子開成高
Dリーグ 春日部高A
Eリーグ 修道/金沢桜丘高合同
Fリーグ 海城高A
Gリーグ 新発田高
Hリーグ 土浦第一/前橋/富岡高合同チーム
Iリーグ 本郷高
Jリーグ 幕張総合高
【決勝トーナメント1回戦】
土浦第一/前橋/富岡高合同〇1人残し△本郷高
海城高〇1人残し△新発田高
【準々決勝】
浜松西高〇2人残し△城北高A
修道/金沢桜丘高合同〇3人残し△春日部高A
海城高A〇1人残し△新発田高校
土浦第一/前橋/富岡高合同〇1人残し△幕張総合高
【準決勝】
浜松西高〇2人残し△修道/金沢桜丘高校合同
土浦第一/前橋/富岡高合同〇1人残し△海城高
決勝

浜松西高〇1人残し△土浦第一/前橋/富岡高校合同
(先)米山大貴×引分×上原悠希(先)
(次)大村修也〇背負投△青木琉乃介(次)
(次)大村修也〇合技△吉田史弥(中)
(次)大村修也△合技○岡本虎鉄(副)
(中)鈴木瑛太△優勢○岡本虎鉄(副)
(副)福井蓮王〇上四方固△岡本虎鉄(副)
(副)福井蓮王〇横四方固△高橋空(大)
先行に成功したのは浜松西。先鋒米山と次鋒大村で流れを作るという目論見通りに、先鋒戦の引き分けを受けた大村が背負投「一本」に合技「一本」と2人を抜いて早くも敵方の副将岡本虎鉄を引き出す。しかし小柄ながら動きの速い岡本が疲れの見える大村からまず合技「一本」、さらにタイミングの良い送足払「技あり」による優勢で鈴木瑛太を抜き去り、副将同士までスコアを戻すことに成功。4人での出場の浜松西はここで最後の砦となる副将のエース福井蓮王が登場。まず疲れの見える岡本を上四方固「一本」に仕留めると、エース対決となった第7試合も高橋空を横四方固に抑え込み「一本」。格の違いを見せた福井の2人抜きで浜松西が逆転、4人のみで5試合を戦い抜き、見事2連覇を勝ち取った。
入賞校

優 勝:浜松西高 ※2連覇
準優勝:土浦第一/前橋/富岡高合同
第三位:修道/金沢桜丘高合同、海城高A
優秀選手:米山大貴(浜松西高1年)、高橋空(土浦第一高2年)、李景祥(修道中3年)、大川源志朗(海城高1年)
5人抜き達成者:和田佳大(宇都宮高2年)、秋山譲(海城高1年)、米山大貴(浜松西高1年)、高窪佑真(洛南高1年)、坂口優翔(洛南高2年)、網倉大生(県立千葉高1年)
浜松西高・渥美文宏監督
「部員が少ない中生徒たちはよく頑張ってくれました。数少ない勝ち抜き戦を経験出来たことで新たな課題も見つかりました。エース杉本がいない中でも4人で勝ち切るという気持ちが芽生えた試合だったと思います。これからも文武両道を掲げて精進していきたいと思います。」
土浦第一高・斎藤健太監督
「抜きつ抜かれつの展開となった勝ち抜き戦において、彼らが見せた結束力には目を見張るものがありました。学校の垣根を越えて仲間の背中に声を枯らして声援を送るその姿は真の「ワンチーム」でした。共に戦ってくださった他校の先生方と選手諸君、温かく見守って下さった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。」

「学生主体で運営させて頂きました。審判員を参加校の先生方にご協力頂くなど、様々な方々にご協力頂いて成り立っている大会です。無事成功裏に終えることができました。本大会の開催にあたり、ご参加頂きました高校生の皆様、ご協力頂きました先生方・関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます」
スポンサーリンク