
来年の世界選手権の1次予選に位置付けられる、2026年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会の開催がいよいよ今週末、7日に迫った。全日本実業個人選手権や全日本シニア選手権、全国警察選手権などのシニアカテゴリをはじめ、学生、ジュニア、高校など各カテゴリの全国大会を勝ち抜いた精鋭のみが出場を許される、超ハイレベル大会である。
優勝争いとともに気に掛かるのが、各階級「3」から「1」残っているグランドスラム東京の出場枠を巡る戦い。狭義には「今年の2次予選進出権」ということになるわけだが、まだ世界大会の実績のない選手にとっては、実はこれがロス五輪代表争いの最後のチケット。来年の世界選手権に出ずばロス五輪代表の可能性はなく、そして世界選手権に出るためにはGS東京への出場が必須。チケットを得、この便に乗らなければ、ロスへの道は自動的に閉ざされる。絶対にふるい落とされるわけにはいかない、柔道人生が掛かる大会なのだ。
この大会の全14階級の展望を簡単にお送りする。国内の試合は相性の変数が大きく、さらに「長所の消し合い」が多く、そして審判が耐久型に寛容なため、国際大会とは違った読みにくさがあるのだが、ある程度この部分も想定し、観戦の基準として機能することを心掛けて簡潔にお届けする。
男子60kg級 近年稀に見る混戦トーナメント、最大の山場は中村太樹と福田大和がマッチアップする準決勝
(エントリー31名)
【優勝争い】

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