【eJudo’s EYE】男子日本代表選手採点表/グランプリ・アッパーオーストリア2025

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60kg級は日本勢がワンツーフィニッシュ。優勝した福田大和が今回の最高点。

遅くなってしまったが、グランプリ・アッパーオーストリア2025の日本代表選手採点表をお届けする。評価に際してもっとも重視するのは常の通り、「準備」と「実行」の2点。前者は「起こり得る状況に必要な手札を整備して自分の目的を果たすために駆使しているか」、後者は「持てる力を存分に発揮したかどうか」。

今大会の日本代表は男女とも、ジュニア世代・学生が中心。結果以上に、持てる力をぶつけて弾き返され、「課題」を得るという正しいプロセスを踏むことが大事である。そしてこれはほとんどの選手が、予想以上にしっかり出来ていた。質・量とも意外にも海外選手のレベルが高かったゆえ成績が伴い切れなかった選手もいるのだが、派遣の意味あった有意義な大会と評したい。余談ながら。なかなかチャンスを得られない若手の立場ゆえ、選手たちの気合いの入りぶりが凄かった。初めて国際大会の場に出る選手も多し。いよいよ自分の出番と巻き上がっていた。率直に、観ていて気持ちのいい大会だった。

採点・評:eJudo編集部

60kg級

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