(エントリー15名)

先週のグランプリ・リマに出場していた強豪のほとんどが、今大会に転戦。「ほぼ同じ」と言って過言ではない顔ぶれのトーナメントが組まれた。ただし、シード選手配置が変わっており、様相も大きく変わると予想される。
プールABはリマ大会優勝のルカシュ・クルパレク(チェコ)を、ラファエル・ブザカリニ(ブラジル)、マルティ・プーマライネン(フィンランド)、ヤニス・アントニウ(キプロス)ら担ぎ技系の強豪が包囲する配置。クルパレクの初戦(準々決勝)にはいきなり前週決勝を争ったブザカリニとの対戦が組まれており、序盤戦の山場となっている。
一方、プールCDの勝ち上がり候補は、同属性のパワーファイターであるウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)とイェフヘニー・バリエフスキー(ウクライナ)。こちらは正面からの力比べが楽しめるはずだ。
最後になったが、メイントピックはクルパレクのワールドツアー2連勝なるか。鍵となるのはやはり本人のコンディション。その意味でも初戦のブザカリニ戦を逃さずチェックしたい。
有力選手の配置は下記。
【プールA】
第1シード:ルカシュ・クルパレク(チェコ)
第8シード:ラファエル・ブザカリニ(ブラジル)
【プールB】
第4シード:マルティ・プーマライネン(フィンランド)
第5シード:ヤニス・アントニウ(キプロス)
有力選手:ヴィト・ドラギッチ(スロベニア)
【プールC】
第2シード:ウシャンギ・コカウリ(アゼルバイジャン)
第7シード:ティーマン・ディアビー(フランス)
【プールD】
第3シード:イェフヘニー・バリエフスキー(ウクライナ)
第6シード:フランシスコ・ソリス(チリ)
有力選手:カール・プリリン=トゥルク(エストニア)
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