文責:eJudo編集部
48kg級
古賀若菜(山梨学院大4年) 5.5
成績:2位
準決勝まではすべて一本勝ち。世界選手権2年連続3位(2022年、2023年)のアッスンタ・スクット(イタリア)との試合では、序盤に右小外掛「技有」を失うも、左大内刈「一本」で逆転勝ち。本来守りやすい担ぎ技系のスクットを相手に当然のように逆転勝ちを収めた様には、凄みを感じた。強くなっていることは間違いない。しかし、決勝ではシリーヌ・ブクリ(フランス)に敗北。容は悪くなかったものの、ライバルに3連敗を喫する結果となってしまった。得点は低く抑えざるを得ないが、組み手と投げの連動や攻めの手札を増やすことなど、強化の方向性は間違っていない。ブクリと角田夏実(SBC湘南美容クリニック)を追いかける立場だが、この2人以外には大きな差をつけている。当面の課題として、ライバルに特化した戦い方を磨きたい。
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