取材:古田英毅・eJudo編集部
写真:川本学・坂口美貴
大浜だいしんアリーナ(堺市)で行われた全日本シニア柔道選手権大会。最終日の25日は男子60kg級、66kg級、73kg級、100kg超級の4階級が行われ、上位2名に与えられる講道館杯出場権を巡って熱戦が繰り広げられた。
人材揃った73kg級は帝京科学大卒の25歳、幸田州世(リンクスタッフグループ)が優勝。初戦(2回戦)から大腰2発の合技「一本」、大外刈「一本」と投げを決め続け、4回戦では第1シードの福岡克仁(京葉ガス)との投げ合いをGS延長戦2分10秒大内刈と小内刈の合技「一本」で突破。続く準々決勝も塚本綾(パーク24)をGS延長戦2分12秒「指導」差3-0という圧倒的な内容で勝ち切り、大物を2人食ってベスト4入り。準決勝は小林礼弥(大阪府警察)を3分26秒裏投「一本」で破って、この時点で講道館杯出場権を確保。
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