体重別で柔道日本一を争う2022年全日本選抜柔道体重別選手権大会が2日、福岡国際センターで開幕。初日は女子7階級の競技が行われた。
48kg級は東京五輪の銀メダリスト、今大会が復帰戦となる渡名喜風南(パーク24)が初優勝。久々の実戦となった1回戦は馬場彩子(了德寺大職員)にGS延長戦の小内刈「技有」で勝利。準決勝ではブダペスト世界選手権準優勝者・古賀若菜(山梨学院大3年)を崩上四方固「一本」で破ると、決勝ではブダペスト世界選手権金メダリストでもっか国際大会で無敵を誇る角田夏実(了德寺大職)と激突。試合時間10分47秒の大熱戦を、もつれ際の左大内刈「技有」で制して優勝を決めた。中途で裏投に被り返され「技有」が宣せられる場面、巴投で攻め込まれあわや「指導3」を失いかねない場面もあって綱渡りの展開だったが、最後まで集中を切らさなかった。
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