【eJudo’s EYE】女子日本代表選手採点表/グランプリ・アッパーオーストリア2025

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52kg級決勝、大井彩蓮がパリ五輪銀メダルのディストリア・クラスニキから内股「一本」

グランプリ・アッパーオーストリア2025、女子についても日本代表選手採点表をお届けする。評価に際してもっとも重視するのは常の通り、「準備」と「実行」の2点。前者は「起こり得る状況に必要な手札を整備して自分の目的を果たすために駆使しているか」、後者は「持てる力を存分に発揮したかどうか」。

女子の最高点は大井彩蓮。結果のみならず狩った相手の格、決まり技のスケールの高さ、そして何よりこれが大事なことだが、進退自体の質が抜群だった。戦況を見極めて何をすべきかを導き出し、しかもこれを実現する手札がきちんと備わっていた。高校2年生の柔道ではない。

大井に限らず、内容の良い選手が多かった。非常に意味のある派遣だったのではないだろうか。

採点・評:eJudo編集部

48kg級

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