【レポート】苦しい階級事情を反映、決勝は「両者反則負け」/2025年全日本選抜柔道体重別選手権大会 女子70kg級

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大会日時:2025(R7)年4月5日~6日
会場:福岡国際センター
レポート:原輝地・eJudo編集部  
評:古田英毅 写真:乾晋也・上野弘明

準決勝まで

1回戦、高校新3年生の髙橋南乃が、今冬前田凛(環太平洋大2年)

高校生ながら講道館杯3位、2月のグランプリ・アッパーオーストリアでも銅メダルを獲得した高橋南乃(大牟田高3年)が健闘。1回戦でグランドスラム・タシケントの覇者・前田凛(環太平洋大2年)を相手に序盤は苦戦も得意の小外刈と左体落を駆使して徐々にペースを掴み、GS延長戦3分10秒「指導3」対「指導2」で勝利した。準決勝は第1シードの田中志歩(JR東日本)に屈し、「シニアはパワーも技術も違った。きつくなると下がってしまう悪い癖が出てしまった。」と悔しそうだったが、大物ぶりを示した大会だった。

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