【eJudo’s EYE】「五輪翌年」を強く感じさせた1日、「物語」側優位を止められず/ブダペスト世界柔道選手権2025 第3日「評」(男子73kg級、女子57kg級)

注目の記事/記事
  1. ホーム
  2. 注目の記事
  3. 【eJudo’s EYE】「五輪翌年」を強く感じさせた1日、「物語」側優位を止められず/ブダペスト世界柔道選手権2025 第3日「評」(男子73kg級、女子57kg級)

文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

「男女混合団体戦」創設は大当たり、ジョージア女子から初の金メダル

エテリ・リパルテリアニが初優勝

ファーストトピックは、女子57kg級エテリ・リパルテリアニ(ジョージア)の優勝。これは感慨深かった。ご存じの通り超強豪国ジョージアは、かつて女子柔道不毛の地だった。2018年の男女混合団体戦創設時は、昨年までの世界選手権団体戦優勝候補が、なんと試合自体に出ることすら出来ないという窮地。

有料会員記事
【残り4,935文字 / 全5,170文字】

スポンサーリンク