【eJudo’s EYE】放つメッセージ、その光の強さ尋常にあらず。嘉重春樺の勝利が示したもの/ブダペスト世界柔道選手権2025 第4日女子「評」(63kg級)

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

嘉重春樺が初出場、初優勝

嘉重春樺の優勝に感動、「道は繋がっている」

大会も中盤。軽量級が終わり、日本の女子にとっては展望厳しいはずの中量級・重量級の競技が始まった。苦しい道のりが始まる。しかしそんな中、その「一の矢」である63kg級の嘉重春樺が優勝を飾った。初出場、初優勝。素晴らしい結果、そして戦いぶりだった。

嘉重の金メダルが示唆するものは、大きい。インプレッションをメモしていきたい。時間が限られているゆえ、まとめ切れずに「行ったり来たり」になるかもしれないが、なるべく簡潔に。

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