【eJudo’s EYE】「面白かった最重量級!技がある、手立てがある、投げ合う」「何がしたかったのかが読み取れない、太田彪雅はこの輪に混ざる資格なし」/ブダペスト世界柔道選手権2025 第7日男子「評」(100kg超級)

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

決勝ラウンドは好試合連発!技がある、手立てがある

優勝はイナル・タソエフが攫った

面白かった!ほんの15年前を考えてみて欲しい。最重量級の試合ってこんなに面白かったか?
皆、トップフォームだった。仕上げて来ていた。もともとしっかり投げる力があり、かつ状況判断に優れた選手ばかりの階級。「トップフォーム」、「投げる力がある」、「ドライな状況判断が出来る」。現行ルール下でこの3つの項が満たされものが揃うとどうなるか。まさに好試合連発だった。どちらかが先に取ると、当然ながらもう片方はリスク度外視で勝負に出る。投げる力があるので、最後の最後まで逆転の可能性がある。これで面白くならないわけがない。

特に決勝ラウンドを戦った6人は、全員素晴らしかった。

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