【ニュース】寺田宇多菜2度目のツアーV、山口葵良梨は決勝でボルドの粘りに屈す/グランドスラム・ウランバートル2025 第2日女子(63kg級、70kg級)

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勝負どころと目された準決勝、寺田宇多菜がフェン・インインから合技「一本」

グランドスラム・ウランバートル2025、2日目の女子は63kg級と70kg級の2階級が実施された。

70kg級寺田宇多菜(JR東日本)が優勝。いきなりの山場となった初戦はバルバラ・ティモ(ポルトガル)を本戦3分6秒「指導2」対「指導3」で下し、以降も安定した戦いぶり。準々決勝はダルハンバットバヤル・イェスイ(モンゴル)から序盤に左背負投「有効」を奪て早々にリード。本戦終了間際には左大外落で崩すと粘り強く寝技に繋ぎ、4分0秒上四方固「一本」。事実上の決勝と目されたフェン・インイン(中国)との準決勝は組み手の巧さで相手の出口を潰し続け、ともに「指導2」ながら終盤には完全に展開を掌握。出来ることがなくなった相手の集中が切れるとみるや組み手を完璧に作り、ノーガード状態の相手に左内股を打ち込んで「技あり」。そのまま袈裟固に移って4分0秒合技「一本」。しっかり決勝進出を決めた。

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