取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・上野弘明

第56回全国中学校柔道大会が19日、照葉積水ハウスアリーナ(福岡市)で開幕。初日は女子団体戦が行われた。
優勝候補の筆頭は、昨年度2年連続の「三冠」を達成した五條東中(奈良)。この時レギュラーを務めた山川乃々夏と麻田彩妃を2トップに、今代も3月の柔道マガジン杯を制して3年連続「三冠」制覇に向けて驀進中。止め得るチームは、少なくとも事前評の段階では見出しがたい。
そして決勝にはその五條東と、近畿ブロック大会で決勝を争った小野中(兵庫)が勝ち上がった。
準決勝まで
五條東、全試合3-0で決勝へ

五條東中は、圧倒的な強さで勝ち上がった。8月末の世界カデ選手権57kg級日本代表に選抜されている山川乃々夏、昨年の63kg級中学王者・麻田彩妃の2トップに、同70kg級3位の渡久地莉雛を加えた布陣の強さは、飛び抜けていた。
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