【レポート】キム・ハユンが驚きの優勝。日本勢2人はともにキムに敗れるも、新井万央が銀メダルを獲得/ブダペスト世界柔道選手権2025 女子78kg超級

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文責:小林大悟・eJudo編集部

初優勝のキム・ハユン

【準決勝まで】

トーナメントは大荒れ。まず、パリ五輪銀メダリストのラズ・ヘルシュコ(イスラエル)が欠場。イスラエル情勢の悪化により出国出来ず、会場に辿り着けなかった。

2回戦、ホマーヌ・ディッコがアイマン・ジネシヌエルから右大内刈「一本」

そしてパリ五輪金メダリストのベアトリス・ソウザ(ブラジル)も2回戦敗退。ヘレナ・ヴコヴィッチ(クロアチア)を相手にGS延長戦2分6秒「指導3」を失って敗れた。さらに、今年のワールドツアーで主役級の活躍を見せたいたニウ・シンランとアイマン・ジネシヌエルの中国勢2人も序盤で敗れ、順位決定ラウンドには勝ち上がれなかった。

この中を決勝に勝ち上がったのは、パリ五輪銅メダリストのキム・ハユン(韓国)新井万央(日本体育大4年)。ともに強豪ながら、大会開始前の予想からすると少々意外な顔合わせとなった。

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