男子7階級 日本代表選手採点表/グランドスラム・パリ2026

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隙のない柔道で90kg級を制した世界王者・田嶋剛希。意外にもこれがツアー初優勝。

グランドスラム・パリ、男子7階級日本代表の「採点表」をお届けする。評価に際してもっとも重視するのは常の通り、「準備」と「実行」の2点。前者は「起こり得る状況に必要な手札を整備して自分の目的を果たすために駆使しているか」、後者は「持てる力を存分に発揮したかどうか」。

男子は初日と2日目で明暗が分かれた。初日は66kg級の2人が金メダルと銅メダルを獲得も、残り2階級は4人を投入してメダルゼロ。史上稀なる厳しい1日となってしまったが、最終日は全4階級すべてで優勝と、こちらは史上に残る大戦果を挙げた。

勝ちはもちろん良し。グランドスラム・パリという大舞台で、中量級以上の全階級を日本が獲る。かつてなら考えられない大戦果である。階級によって選手層の差はあるが、大きく言って長年の強化の賜物と称賛さるるべき。ただしこういうときにより深く考えるべきは「負けた側」である。いずれも実力不足ではなく、アクシデントの類。たとえばこのメンバーが世界選手権に出れば、普通に勝ち上がるのではないかと考える。なぜこれが起こってしまったのか。可能性として、いくつか危惧すべきところを挙げてみたい。

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