グランドスラム・ウランバートル(6月24日~26日)に出場した81kg級・永瀬貴規(旭化成)のコメント要旨は下記。帰国後の29日、報道陣の合同取材に応じた。
永瀬貴規「全員が初対戦、貴重な経験が積めた」
――大会前、「海外勢と組んで感じるものがあれば」と言っていた。どうだったか。
久しぶりの海外の国際大会で、全員が初対戦。久しぶりにこういう舞台に帰って来た、という緊張感の中で試合が出来たことは良かった。やはり試合でしか感じられない緊張感というものはあり、そういった刺激を求めていたので。また、あらためてこの階級の入れ替わりの激しさ、新たな勢力の台頭を、肌で感じられたのは良かった。これを糧に、世界選手権に向けてギアを上げられていければと思います。
――収穫、課題は。
久々の国際大会で、初戦は特に硬さがあった。課題としては、全体的に受けがフワフワしていた。受けは自分のストロングポイントだが、相手の足技で崩されたり、力が入らないというか、全体的に畳に足が着いていないところがあった。受けがしっかりしていることで、攻撃も自信を持ってやれる。自分の強みを磨いていくことで、自分のペースで試合を進めることが出来る。そこは世界選手権に向けて再確認していきたい。
――新たな勢力の台頭。具体的に。
スポンサーリンク