階級概況

現世界王者のティムル・アルブゾフ(ロシア)がまさかの欠場。今年のヨーロッパ選手権も圧勝して優勝候補最右翼と目されていたが、今大会にはエントリーせず、SNSを通して階級を90kg級に変更することを発表した。
これによって大会の意味が変わった。暫定王者決定戦のはずが、新たな盟主を決める場へと一変。ファンとしては「誰がアルブゾフを倒すのか」のテーマが崩れて少々興ざめの感はあるが、ロサンゼルス五輪に向けて誰が軸になるのかがここで決まることになる。

優勝争いの本命は、昨年まで5年連続で世界選手権の決勝に勝ち上がり、一昨年までは大会を3連覇していたタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)と、約1年間のブランクを経て6月に復帰、いきなり凄まじい好内容でグランドスラム・ウランバートルを制したイ・ジュンファン(韓国)の2人。層の厚いこの階級にあっても両者の力は突出しており、順当ならばこのどちらかが王座に就くはずだ。
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