60kg級 チフヴィミアニとキム・ウォンジンが2強、躍進中のヘヴォルに注目
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ただでさえ60kg級のレベルは低下中。加えてパリ・テルアビブと続いたビッグゲーム直後に組まれた今大会は、選手の振舞いの狭間である。出場者の水準はコンチネンタルオープン程度に留まった。2019年世界王者のルフミ・チフヴィミアニ(ジョージア)ら僅かなトップ層の出場を以てかろうじてワールドツアーの体を成しているが、近年稀に見るレベルの低いトーナメントである。
優勝争いの軸は、第1シードのチフヴィミアニと第4シードのキム・ウォンジン(韓国)。チフヴィミアニは調子の波が大きい選手だが、トーナメント全体のレベルを考えれば、かなりの確率で両者による決勝となるはずだ。
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