【ベスト4まで】
ベスト4には畠山凱(東京・国士舘高)、古賀崇也(滋賀・近江高)、三木望夢(福岡・大牟田高)、手塚春太朗(神奈川・東海大相模高)が勝ち残った。
インターハイ団体戦制覇の中核を担った畠山は優勝候補の筆頭。しかし初戦の動きは硬く、進退にも軽さが目立つ。畠山最大の長所である重心の低さというアドバンテージが減じている印象で、決して調子は良くないと思われた。それでも1回戦で新妻颯斗(新潟・開志国際高)を1分15秒右一本背負投「一本」に仕留め、2回戦は沖山智(静岡・静岡学園高)をGS延長戦15秒、相手の谷落に被り返しての隅落「技有」で勝利。3回戦は永石武蔵(広島・崇徳高)を本戦2分51秒「指導3」の反則で退け、このあたりから徐々にペースを取り戻す。
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