60kg級 中村太樹 「まだ実感出来ず足が震えている。決勝は作戦が嵌まった」
―― 初出場、初優勝。おめでとうございます。
ありがとうございます。初めての日本一なのでとても嬉しいです。(―永山選手らトップ選手を破っての優勝です)自分らしい柔道が出来たと思います。緊張して、今もまだ足が震えていて、まだ優勝を実感出来ていないです。
――決勝について。
練習で何回かやって手の内はだいたいわかってはいて、自分らしい元気な柔道でしぶとく戦おうとは意識していました。作戦を何個か考えていて、それが決まったという形です。相手はベテランの選手で経験値も自分とはまったく違う。組み手が上手い選手なので、長く組み手をやっていると不利になると思い、早い勝負に行きました。背負投のフェイントで、後に投げた形です。決勝の勝ち方は自分の本来の戦い方とはちょっと違って、本当は準決勝までのような、寝技も交えて粘って粘って、最後に勝つのが自分らしいやり方。作戦がうまく嵌まったことと、自分らしい元気のいい柔道が出来たことが勝因だと思います。
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