【eJudo’s EYE】「結構やれた」は歴代挑戦者の嵌まりパターン、今回も強かったリネール/ドーハ世界柔道選手権2023・100kg超級「評」

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

やっぱり強かったリネール

決勝を戦うリネール

テディ・リネールは強かった。怪我明けで迎えた東京五輪のパフォーマンスが良くなかったこともあって「世界大会のリネール」のイメージは少し下がっていた()し、大会の滑り出しも決してよい動きではなかったのだが、終わってみれば「やっぱり強かった」と評するしかない。リネールが大本命として君臨する最重量級の構図は、2023年春のこの時点でも健在だった。

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