【レポート】高校生・木原慧登が連覇達成/2023年全日本ジュニア体重別選手権大会・男子73kg級

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・辺見真也
大会日時:2023(R5)年9月9日(土)~10日(日)
会場:埼玉県立武道館

【準決勝まで】

熱戦となった準々決勝、木原慧登が宮下真八を左小外掛で攻める。

人材揃った激戦階級。2連覇を狙う木原慧登(東海大相模高3年)が、今年も決勝へ名乗りをあげた。

木原は第2シード配置。初戦(2回戦)は日比野将大(国立岐阜高等専門学校5年)を相手にまず1分50秒に左大内刈、伏せ掛けた相手を接地寸前にめくりあげて「技有」を得る。続いて2分49秒には再び左大内刈、今度は上半身をしっかりコントロールして胸を合わせ盤石の「一本」。続く準々決勝は宮下真八(大阪教育大2年)に粘られ、右大内刈から胴を跨がれてあわやポイント失陥という場面もあったが、GS延長戦3分52秒「指導3」対「指導1」で勝利。そして山場の準決勝・髙橋叶(習志野高3年)戦を迎える。

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