取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・辺見真也
大会日時:2023(R5)年9月9日(土)~10日(日)
会場:埼玉県立武道館
【準決勝まで】
決勝には川端倖明(国士舘高3年)と中村俊太(國學院大3年)の2人が進んだ。
インターハイ2連覇、今大会で初のジュニア王座を狙う川端は全階級を通じた最注目選手の一。徹底警戒を受けた今大会は高校カテゴリの戦いに比べて「秒殺」感は減じたものの、その取り味はやはり尋常ならず。2回戦は岡村颯馬(高川学園高3年)の粘りを2分29秒右背負投「一本」で断ち切り、3回戦も三並壮太(東海大1年)に粘られたがしっかり投げで突破。ケンカ四つの相手が背中を叩いて「サリハニ」様に脚を突っ込んで来たところを、己の右足を振り上げての右背負投に変換、GS延長戦52秒「一本」。
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