【レポート】勢い乗った稲垣若菜が初優勝、決勝は逆転「一本」/2023年全日本学生柔道体重別選手権大会 女子48kg級

記事
  1. ホーム
  2. 記事
  3. 【レポート】勢い乗った稲垣若菜が初優勝、決勝は逆転「一本」/2023年全日本学生柔道体重別選手権大会 女子48kg級

取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・古田英毅
大会日時:2023(R5)年9月30日(土)~10月1日(日)
会場:日本武道館

【準決勝まで】

準決勝、稲垣若菜が原田瑞希の内股を透かして寝技に繋ぐ。

決勝に進んだのは稲垣若菜(桐蔭横浜大3年)古里幸永羽(山梨学院大4年)

稲垣は今年の関東学生体重別選手権王者。1回戦は菅なぎさ(仙台大2年)をGS延長戦2分19秒の小外掛「技有」で下し、勝負どころの2回戦では今大会の第1シード選手で昨年準優勝の西村瑞穂(帝京科学大4年)を内股「技有」の優勢で退ける。準々決勝は吉田涼(環太平洋大4年)にGS延長戦2分9秒内股「技有」で勝利してベスト4入り。準決勝では今季全日本ジュニア2位に東京学生体重別選手権2位と好調の原田瑞希(日本大2年)の右内股を跨いで透かすとすぐさま「腹包み」に移行、GS延長戦59秒崩袈裟固「一本」で勝負を決めた。反則の勝利なし、すべての試合で攻撃ポイントを奪う非常に良い勝ち上がり。

有料会員記事(無料会員の方も月3本までお読み頂けます)
【残り2,790文字 / 全3,237文字】

スポンサーリンク