【レポート】藤永龍太郎、全試合で投技決めて初の日本一/2023年度全日本学生体重別選手権大会 男子90㎏級

記事
  1. ホーム
  2. 記事
  3. 【レポート】藤永龍太郎、全試合で投技決めて初の日本一/2023年度全日本学生体重別選手権大会 男子90㎏級

取材・文: 森さとる・eJudo編集部
写真:乾晋也・古田英毅
大会日時:2023(R5)年9月30日(土)~10月1日(日)
会場:日本武道館

【準決勝まで】

準決勝、藤永龍太郎が岡田陸から大内返「技有」

6月の全日本学生優勝大会で大活躍、全試合一本勝ちで母校の優勝を牽引した藤永龍太郎(国士舘大4年)がトーナメント左側から決勝に勝ち上がった。9月の東京学生体重別選手権を制している藤永はこの日も好調、初戦(2回戦)で三浦啓瑚(愛知大4年)に内股「技有」の優勢、3回戦で神田雄志(天理大3年)から1分12秒の体落「一本」と立て続けに得意技を決める良い出だし。最初の山場となった準々決勝の戸高淳之介(筑波大3年)戦も、3分10秒袖釣込腰「一本」でクリアした。準決勝の相手は同門の後輩・岡田陸(国士舘大3年)。互いに手の内を知り尽くした難しい試合となったが、GS延長戦1分31秒に岡田得意の右大内刈を待ち構え、大内返「技有」で勝負を決めた。決勝の畳で、キャリア初の個人全国タイトル獲得に挑む。

有料会員記事
【残り2,434文字 / 全2,890文字】

スポンサーリンク