取材:eJudo編集部・古田英毅
写真:乾晋也・辺見真也
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会が4日、千葉ポートアリーナ(千葉市)で開幕。初日は女子7階級が行われた。
57kg級は昨年度の学生王者・古賀ひより(パーク24)が初優勝。準々決勝では全日本学生体重別選手権を制したばかりの込山未菜(東海大4年)を父・稔彦氏ばりの打点の高い右一本背負投「一本」で屠るなど、この日は好調。準決勝では第1シードの玉置桃(三井住友海上)をGS延長戦の大内刈「技有」で破り、決勝は今季の全日本選抜体重別王者・髙野綺海(日本エースサポート)の両足巴投をかわすとそのまま崩袈裟固。最後は袈裟固に繋いで、GS延長戦50秒「技有」で勝負を決めた。試合後は初のシニア大会制覇に笑顔を見せつつ、「まだまだ投げる力も足りない。」と課題を挙げて「1つ1つ結果を出していきたい」と謙虚に語っていた。古賀は5連覇を果たした稔彦氏に続く、親子2代での講道館杯制覇となった。
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