男子100kg超級で五輪2度制覇、今年5月のドーハ世界選手権で通算11度目(※無差別含む)の優勝を飾った絶対王者テディ・リネール(フランス)が18日に東海大で報道陣に稽古を公開。
この日が滞在最終日、夜にはフライトが控えるとあって稽古は軽めだったが、乱取りで重量級の学生を中心に隅返や横掛、大外刈などの得意技を披露。健在ぶりをアピールした。
稽古をこなした後は、約30分にわたり取材に応じた。来るパリ五輪に向けては「人生で1回しかないこと。金メダルが取れたら素晴らしい」と思いを語り、「体は34歳でも気持ちは21歳。パリでやめることは考えていない」と39歳で迎えるロサンゼルス五輪までの現役続行を見据えていることを明らかにした。
リネールのコメント要旨は下記。編集部による稽古所見は別掲。
テディ・リネール選手 コメント要旨
―― 今回の来日の目的は。
オリンピックに向けた準備です。日本の環境は快適で、いい準備が出来る。稽古相手も豊富で、人も優しく、食事もおいしく、景色もいい。自分の時間を作って集中できます。
―― 国士舘大でも稽古をしていました。五輪代表の斉藤立選手とは稽古されましたか?
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