【レポート】階級戻した寺田宇多菜が復活V、組み手の技術生かして延長戦5試合勝ち抜く/2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 女子70kg級

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取材・文:小林大悟・eJudo編集部
写真:乾晋也・辺見真也
大会日時:2023(R5)年11月4日~5日
会場:千葉ポートアリーナ

【準決勝まで】

準決勝、寺田宇多菜が池絵梨菜を攻める

決勝進出者は、2020年大会の覇者・寺田宇多菜(JR東日本)と、第2シードの西願寺里保(コマツ)。寺田は昨年63kg級に階級を変えたが思うように結果を残せず、今年の全日本実業個人選手権から本階級に復帰。僅か2大会で、早くも最高峰の舞台である講道館杯の決勝へと辿り着いた。

寺田は、延長戦4試合をしぶとく戦い抜いての決勝進出。初戦(2回戦)でインターハイ王者の前田凛(比叡山高3年)の挑戦をGS延長戦1分58秒の「指導3」で退けると、3回戦では小林幸奈(大阪府警察)をGS1延長戦分14秒、伏せた相手の残った腕を腕挫手固(いわゆる「ハンマーロック」)の形に制しての横四方固「技有」で下す。続く準々決勝の相手は、昨年大会の優勝者、第1シードの桑形萌花(三井住友海上)。勝負どころとなったこの試合、寺田はケンカ四つの桑形に対して釣り手のコントロールを利かせて終始優位に試合を進め、GS延長戦6分6秒に「指導3」反則を得て勝利する。山場を越えた寺田は、準決勝の池絵梨菜(国士舘大柔道クラブ)にもGS延長戦1分34秒「指導2」対「指導3」で競り勝ち、決勝への勝ち上がりを決めた。

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