日本代表選手:阿部一二三(パーク24)、福田大和(東海大2年)
東京五輪で金メダル、既に代表に内定したパリ大会で2連覇を狙う阿部一二三が降臨。ひさびさ日本で国際大会の畳に立つこととなった。
海外勢は東京五輪銀メダルのヴァジャ・マルグヴェラシヴィリ(ジョージア)に、もっかワールドランキング1位のデニス・ヴィエル(モルドバ)、同2位で世界選手権銅メダル2度のヨンドンペレンレイ・バスフー(モンゴル)と強力。敢えて極端な言い方をすればアン・バウル(韓国)以外の五輪表彰台本命がほぼ顔を揃えたと言っていいのだが、それでもなお、阿部とは歴然とした力の差がある。いずれも強敵だが阿部の勝利自体は大前提、あくまで内容に注目というのが実相である。阿部が母国日本の大観衆の前で、世界に名だたる強敵を撫で斬りにするシナリオ実現の可能性が非常に高い。
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