日本代表選手:永瀬貴規(旭化成)、天野開斗(東海大2年)
パリでオリンピック2連覇を狙う永瀬貴規、世界ジュニアを素晴らしい内容で制したばかりの天野開斗。日本勢はシニアとジュニアのトップ選手、「今」と「未来」の一線級という、期待感溢れる陣容で臨むこととなった。
永瀬は強豪の層極めて厚いこの階級で、五輪後も世界選手権で2年連続銅メダル獲得中。地力・実力という土台は明らか、あとは五輪本番当日に一歩抜きんでるための上積みが必要という状況だ。技術的な尖りを企むことはもちろんだが、確実に必要なのは「ピーキング」という当日の跳ね、そして「シード権獲得」という事前準備。現在永瀬のランキングは13位で、シード圏内(8位)に入れていない。コンディション調整を考えれば少なくとも春先にまでにはポイント獲得(試合出場)からエグジットしたいはずで、となると今回は高得点獲得が必須。確実にメダルを得ておきたい大会だ。
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