【レポート】髙橋瑠璃が優勝、柔らかさと粘りで初の頂点/2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権・女子78kg超級

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取材・文:小林大悟・eJudo編集部
写真:乾晋也・辺見真也
大会日時:2023(R5)年11月4日~5日
会場:千葉ポートアリーナ

【準決勝まで】

準決勝、瀨川麻優が橋本朱未から左背負投で2つ目の「技有」。

第1シードの瀨川麻優(ALSOK)と第2シードの髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)、優勝候補と目されていた2人が順当に決勝へと勝ち上がった。

瀬川は2回戦から登場すると、初戦で瀬戸美咲(山梨学院大2年)を2分29秒の左払腰「一本」で下して大会をスタート。続く準々決勝では、米川明穂(筑波大4年)を試合中盤に奪った左払巻込「技有」の優勢で退ける。準決勝の相手は橋本朱未(吉川工業)。この試合、瀬川は新たに身に着けた担ぎ技モードを披露し、左背負投で「技有」2つを得て、1分55秒の合技「一本」で勝利。全試合で投げを決める好内容で、決勝への勝ち上がりを決めた。

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