※階級の概況や有力選手、日本代表選手の紹介は「みどころ」をご参照ください。
(エントリー31名)
エントリーしていた強豪たちが漏れなく参戦、層の厚いトーナメントが組まれた。優勝争いの軸は、サンネ・ファンダイク(オランダ)、マディーナ・タイマゾワ(中立選手団)、エリザヴェト・テルツィドゥ(ギリシャ)、ララ・ツヴェツコ(クロアチア)の4人。これらの選手にアイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン)、キム・ポリング(オランダ)らのワールドツアーの上位常連組、そして田中志歩(JR東日本)、寺田宇多菜(JR東日本)、西願寺里保(コマツ)、本田万結(東海大1年)の日本勢4人が挑むというのが、トーナメントの構図だ。
トーナメントの比重は下側に偏っており、プールCでは2回戦でテルツドゥvsポリングのパワー派対決が組まれ、さらにその勝者が田中と対戦。また、プールDでは早くも1回戦でツヴェツコと寺田が戦い、その勝者をタイマゾワが準々決勝で迎え撃つことになる。このなかでは総合力ではタイマゾワが一段勝っているように思われるが、誰が勝ってもおかしくない混戦だ。一方、上側の山からは、実力どおりならばファンダイクの勝ち上がりが濃厚。順当ならばファンダイクvsタイマゾワの決勝となる可能性が高いだろう。
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