女子日本代表選手採点表/グランドスラム東京2023

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女子の最高点は角田夏実

グランドスラム東京2023、女子日本代表選手の採点表をお届けする。採点において最も重視するのはいつもの通り、「己の持てる力を発揮出来たかどうか」。男子の項で書いた通り、この指標に従い、例えば早々に負けたが実力をしっかり見せたジュニア選手のほうが、ある程度の成績を残したが内容の薄いシニア選手よりも点が高い場合がままある。あらかじめご了承願いたい。

採点・文責:eJudo編集部

48kg級

角田夏実(SBC湘南美容クリニック) 6.5
成績:優勝

全試合一本勝ち、準々決勝以降は1分以内で決着という圧勝だった。決勝では、かつて敗れたフリア・フィゲロア(スペイン)を僅か23秒で腕挫十字固「一本」に仕留めて、リベンジも果たした。内容も高評価。これまで角田の寝技は巴投の威力を前提とした連携技術という印象が強かったが、今大会では寝勝負自体の強さに振り、一度止まったところからでも次々と腕挫十字固を極めた。圧勝と進化。結果・内容は7.0点相当だ。対戦相手にライバル選手(そもそもこの階級にこの枠に該当する選手はもはや存在しないが)がいなかったことから、この採点とした。

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