取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・小美紀太郎・辺見真也・IJF
【ベスト4決定まで】
トーナメントは世界選手権と比べても遜色のない豪華さ。当初エントリーしていた東京五輪金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)こそ大会直前にキャンセルしたが、現役世界王者のルカ・マイスラゼ(ジョージア)と昨年の世界王者ダヴラト・ボボノフ(ウズベキスタン)、ミハイル・イゴルニコフ(中立選手団)、そして村尾三四郎(JESグループ)とパリ五輪の金メダル候補4人が揃い踏み。2019年の世界王者ノエル・ファンテンド(オランダ)やエドゥアルド・トリッペル(ドイツ)ら脇を固めるトップランカーたちの陣容も、挙げ切れないほどに分厚い。今大会の最激戦階級である。
村尾抜群の勝ち上がり、大一番のイゴルニコフ戦も豪快「一本」
まず各プールの勝ち上がりを簡単に追いかけてみたい。
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