【速報レポート】本命修徳が圧勝、超・生徒中心主義で激戦区東京を10年ぶりに制す/第46回全国高等学校柔道選手権・東京都予選男子団体

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取材・文・写真:古田英毅

開会式。選手宣誓は明大中野高・鈴木章之介が務めた。

第46回全国高等学校柔道選手権(3月19日~20日、日本武道館)の東京都予選、27日の個人戦に引き続き、最終日の28日は男女の団体戦が行われた。

男子の本戦進出枠は「3」。今代の下馬評は優勝候補の一番手が修徳高、ここに前代全国「三冠」の国士館高と今代も戦闘力の高い選手を揃えた足立学園高が挑み、日体大荏原高が割って入らんと追いかける、というものだ。

ベスト4決定まで

2回戦の巣鴨高戦。修徳・熊木尋啓は組むなりの左大外刈で「一本」。

そして大会はこのシード4校が他校を寄せ付けず、順当にベスト4入りを果たした。特に目立つ勝ちぶりを見せたのが修徳。今代は66kg級インターハイ王者の福地駿多朗に同73kg級2位の横尾優空というセンス溢れる軽量級2人に、熊木尋啓と望月陸の破壊力ある重量級ポイントゲッター2人を加えた4人が不動のレギュラー。今大会は5番手候補として重量級の畠山倖世と小嶋将瑛が加わって登録6名を構成した。2,3回戦の10試合は全てがほぼ「秒殺」。準々決勝は先鋒福地が引き分けたが、以降の4人がしっかり点を重ねて工学院高を4-0で完封し、いよいよ全国決めの準決勝に臨む。

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