3日に開幕したグランドスラム・パリ2024、2日目は男女合わせて4階級が行われ、男子の日本勢は73kg級と81kg級にそれぞれ2人ずつの代表選手を送り込んだ。
文責:古田英毅
73kg級 全6試合「投げまくり」、持ち味発揮の石原樹が初出場・初優勝
昨年全日本選抜体重別選手権、ワールドユニバーシティゲームス、講道館杯全日本体重別選手権を立て続けに制した期待の新人・石原樹(日本体育大4年)が大ブレイク。初めてのワールドツアー派遣となったこの大舞台で、素晴らしい内容で優勝を攫った。
全6試合を規定したのは「投げ」。得意の左背負投はもちろん、これと連携した外足封じの左大外刈に左大内刈、さらに左内股、左足車と多彩、かつ強烈な技でポイントを量産。すべての試合で投げを決めて頂点に立った。
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