今年のIJFワールドツアー第3戦となるグランドスラム・バクー2024が16日、アゼルバイジャンの首都バクーで開幕。初日の男子は2階級(60kg級、66kg級)の競技が行われた。
60kg級 アブドゥラエフがムヘイゼを破り大会2連覇
(エントリー23名)
優勝候補と目されていたラマザン・アブドゥラエフ(中立選手団)が優勝。昨年大会に続くグランドスラム・バクー2連覇を達成した。アブドゥラエフのワールドツアーのタイトル獲得は、通算3度目。
アブドゥラエフは、1回戦こそ格下のナジル・タリボフ(アゼルバイジャン)にGS延長戦1分52秒「指導3」反則での勝利とスローな滑り出しだったが、以降は尻上がりに調子を上げ、準決勝では同じく優勝候補のバラバイ・アガエフ(アゼルバイジャン)を3分13秒、隅返と、得意の袖車絞エントリーからの肩固による合技「一本」で撃破。決勝では、先日のグランドスラム・パリを制したばかりのルカ・ムヘイゼ(フランス)を畳に迎える。
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