文責:古田英毅Text by Hideki Furuta コロナ禍による1年の休止を経て、そして感染拡大下の難しい状況の中で(筆者は直前まで中止されるものと予想していた)行われた全国中学校柔道大会。久々自分でもカメラを構えて、4日間すべてをアリーナで見せて頂いた。これが、かなり良かった。いったいに良かった。全体を通じて「組んで、投げる」という柔道の本質的行為への傾倒が見て取れたからだ。この世代が志向する柔道として、まっとうだ。 大会を彩った山本由聖と瀬川賢豪の対決。団体戦では山本が払巻込で一本勝ち。 有料会員記事(無料会員の方も月3本までお読み頂けます)【残り3,292文字 / 全3,555文字】 新規会員登録 ログイン ※ ログインしているにもかかわらず、再度ログインを求められる場合 スポンサーリンク