【レポート】39歳のもと世界王者、穴井隆将氏が公式戦出場/全日本シニア柔道体重別選手権大会

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11年ぶりの公式戦、1回戦は内股「一本」で勝利も収めた

全日本シニア柔道体重別選手権大会(24日・大浜だいしんアリーナ)に、2010年東京世界選手権100kg級王者の穴井隆将氏が出場。天理大で監督を務める穴井氏は39歳、公式戦の出場は2013年の全日本柔道選手権優勝以来、11年ぶり。

1年半前に「体重120キロくらいあった」という体を大幅にシェイプした氏は、現役時代より1階級下の90kg級にエントリー。1回戦を得意の内股で一本勝ちし、2回戦は26歳の立野宏輔(警視庁)に大内刈「一本」で敗れた。

試合後は「打つ手を考えてもやらせてもらえなかった。これが力の差、稽古量の差。これで学生に『稽古は大事だよ』と言えます」と試合を振り返り、「いち柔道家として、この試合に向けた準備は最大限出来た。久しぶりにスッキリした、晴れやかな気持ち」と笑顔を見せ、滴る汗をぬぐった。

2試合の戦評は下記。穴井氏のコメント要旨と、評「eJudo’s EYE」は別掲。

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