取材・文:eJudo編集部
写真:乾晋也・小美紀太郎・高野宏治・辺見真也
第46回全国高等学校柔道選手権大会が19日、日本武道館(東京都千代田区)で開幕。初日は男女の個人戦各5階級が行われた。
57kg級は世界ジュニア銀メダリスト・本田里來(敬愛高)が圧勝2連覇。前評判どおり強さで2連覇を果たした。徹底マークは折り込み済みとばかりに、練れた組み手と威力ある投技で重囲を突破。大内刈で2つ、大外刈で2つの「一本」をマークして臨んだ決勝は、第2シードの鈴木ケイ(佐久長聖高)とマッチアップ。この試合も釣り手の袖を厳しく落とされたが、敢えて両袖の絞り合いに応じて圧を掛け、体勢を低く落とされた相手が窮して伸びあがるその瞬間を待ち構えて左大内刈。これで「技有」を得て優勝を決めた。
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