【速報レポート】日本代表がワンツーフィニッシュ、田中龍馬が初優勝飾る/アブダビ世界柔道選手権2024・男子66kg級

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会場:ムバダラ・アリーナ/アラブ首長国連邦・アブダビ
日程:2024(R6)年5月19日~24日
文責:古田英毅

日本代表がワンツーフィニッシュ、田中龍馬が初優勝飾る

2回戦、田中龍馬がタル・フリッカーから右背負投「技あり」

日本代表2人が素晴らしい内容で勝利を重ね、決勝に進んだ。

田中龍馬(SBC湘南美容クリニック)は初戦でケンカ四つのマルティン・セッツ(ドイツ)とマッチアップ。あっという間に「指導2」まで奪うと、直後突進して来たセッツの釣り手の袖を掴み、体捌きよく一瞬外して間合いを作るとまず右袖釣込腰。右脚を相手の股の中に突っ込む古賀稔彦式のエントリーで腰を当てると、外に逃れようとした相手を内股に切り替えて跳ね上げ1分2秒会心の「一本」。集中力高く、身体も動き、コンディションの良さが明らか。2回戦はケンカ四つ、タル・フリッカー(イスラエル)の釣り手の拘束から巧みな体捌きで肩を外すと、フリッカーの釣り手は持ちどころを失って空を掻く。この一瞬の隙に右背負投を一撃、敢えてやや遠くに飛び込んで相手を前に引き出すと膝を伸ばして大きく投げ切って3分9秒「技あり」。このポイントで優勢勝ち。

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