会場:ムバダラ・アリーナ/アラブ首長国連邦・アブダビ
日程:2024(R6)年5月22日
文責:古田英毅
田嶋剛希が初優勝
日本の田嶋剛希(パーク24)が快進撃。1回戦は長身の右相四つアリ・ハゼム(エジプト)とマッチアップ。出だしは技が出なかったが40秒に引き手で横帯を掴んでの左釣腰で大きく崩すと、続いて左一本背負投、右小内刈と打ち、技は嵌らぬながらも少しづつ落ち着きを取り戻す。直後襲った釣り手上腕の支釣込足にたたらを踏まされるも、左釣腰を2連発して矛は収めず。2分46秒の組み際に片襟の右小内刈を決めて「技あり」、このポイントを持ったまま優勢勝ち。189センチの長身マーカス・ニーマン(スウェーデン)との2回戦も間合い噛み合わぬまま圧を食い、得意の巴投に支釣込足で崩されて展開決して易からず。しかし本戦終了間際の左釣腰一発をきっかけに攻勢に出る。右小内刈で大きく崩してリズムを掴むと、続く展開で左一本背負投を決めてGS延長戦34秒「一本」。
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