階級概況
激戦階級。優勝候補から第3グループまでが狭い範囲の実力差のなかにひしめき合っており、序盤から強豪同士の潰し合いが多く組まれることが必至の情勢である。
金メダル候補の筆頭は、世界選手権3連覇中のタト・グリガラシヴィリ(ジョージア)。丁寧な組み手と担ぎ技を軸に、密着、足技、寝技と全方位のパラメータが高い。いまの時代(ロンドンーパリ期)の柔道競技が示す方向性の、完成形と言ってしまっていいのではないだろうか。81kg級は上位陣の力が伯仲しているが、間違いなく頭ひとつ抜けた存在だ。
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