【レポート】埼玉栄が山場の東海大相模戦乗り越えて準決勝へ、健闘・名張がベスト8入り果たす/第73回インターハイ柔道競技男子団体試合①1回戦~準々決勝(Aブロック)

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日時:2024(R6)年8月10日(土)~11日(日)
会場:レゾナック武道スポーツセンター(大分市)
取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:上野弘明・辺見真也

開会式

高校柔道のハイライト、インターハイ柔道競技が8月10日に開幕。花形カテゴリである男子団体試合から大会がスタートした。
プレビュー記事でお伝えした通り、このカテゴリ最大のトピックは、埼玉栄高(埼玉)初の「三冠」獲得なるか。7月の金鷲旗高校大会決勝ではエース平野匠啓を座らせたまま優勝を決めており、チームの状態は上げ潮。他校の徹底マークを受ける中で最後の関門に挑む。

組み合わせは左側(A・Bブロック)に強豪校が集まり、特にBブロックの密度が高い。このあおりを受けてC・Dブロックは混戦の様相となった。重ための左側ブロックを中心に、各パートの勝ち上がりを簡単に追いかけてみたい。

Aブロック

2回戦、埼玉栄の中堅・平野匠啓が比叡山・酒井桧成から内股「一本」

シード校:埼玉栄高(埼玉)

上側のブロック、埼玉栄と東海大相模高(神奈川)による3回戦がトーナメント全体を通じた大きな山場だ。

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