【レポート】福田大和が初優勝、決勝の東海大対決を制す/2024年全日本学生柔道体重別選手権大会男子66kg級

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大会日時:2024(R5)年10月5日~6日(日)
会場:日本武道館
取材・文:eJudo編集部・森さとる 写真:乾晋也・辺見真也・知念駿太

準決勝まで

3回戦、轟竜次が羽田野啓太から隅落「技あり」

連覇を狙った中島瑞貴(早稲田大4年)は出場を取り止め。昨年度王者が抜けたトーナメント左側は、相応に荒れた。

昨年度大会3位、世界ジュニア3位を足掛かりに今年2月のグランプリ・アッパーオーストリアで優勝を飾っている羽田野啓太(國學院大4年)が3回戦で敗退。轟竜次(日本体育大4年)を畳に迎えたこの試合は小内刈「技あり」を先行して順調だったが、近い腕を抱き込んで膝着きの左釣込腰を試みたところを隅落に取られ「技あり」を失う。そして腕を軸に縦回転してしまった接地はそのままほぼ相手の「抑え込み」体勢、逃れる間なく横四方固に取られて合技「一本」で万事休した。

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