【レポート】寺田宇多菜が2連覇、表彰台つづく3名はジュニア世代が占める/2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 女子70kg級

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大会日時:2024(R6)年11月2日~3日
会場:高崎アリーナ(群馬県高崎市)
取材・文:eJudo編集部・小林大悟
写真:辺見真也・乾晋也・丸山剛史・知念駿太

【準決勝まで】

この階級は、パリ五輪代表の新添左季(自衛隊体育学校)とアブダビ世界選手権銅メダリストの田中志歩(JR東日本)の2人が出場免除。実績、実力ともに大きく抜けた2人が休場し、トーナメントは混戦模様と観測された。

決勝進出者は、全日本選抜体重別選手権2位の本田万結(東海大2年)と、昨年大会王者の寺田宇多菜(JR東日本)。ともに優勝候補と目されていた両者が、順当に勝ち上がった形。

本田万結、圧倒的な強さで決勝へ

準々決勝、本田万結が高橋南乃から大内返「技あり」

5月のアブダビ世界選手権だ代表を務めた本田は10月の全日本学生体重別選手権も制して、上り調子。第1シードに配された今大会はまず初戦(2回戦)で近松麻耶(日本大2年)を小外刈「技あり」の優勢で下し、3回戦は矢作彩芽(帝京大4年)を3分57秒、「横三角」から脚で相手の上体をロックしたまま腕を抱えての横四方固「一本」で撃破。

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