NPO法人日本視覚障害者柔道連盟は29日、1月から新強化委員長に上水研一朗氏が就任したことを発表した。
東海大学体育学科教授の上水氏は、2008年から同大柔道部の監督を務めて全日本学生柔道優勝大会で14回優勝。この間、教え子からベイカー茉秋やウルフアロン、髙藤直寿ら五輪金メダリストを筆頭に世界王者・全日本王者を多数輩出した。現在は全日本柔道連盟国際委員会の委員長も務めており、指導力の高さはもちろんのこと、柔道界に豊富な人脈を持つことで知られる。氏は就任にあたって「現場が行動しやすい、力を発揮出来る環境を作りたい。健常者のグループとの交流など出来る限りのことをやりたい」と抱負を語り、新監督の人選については「選手が視覚的なハンディがあり、情報を入れにくい特性がある。実際に組んで体も動かせる、コミュニケーション力のある人材をイメージしている」と方針を掲げた。
上水氏のコメントと略歴は下記。
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