
グランドスラム・タシケント2025、男子日本代表の「採点表」をお届けする。評価に際してもっとも重視するのは常の通り、「準備」と「実行」の2点。前者は「起こり得る状況に必要な手札を整備して自分の目的を果たすために駆使しているか」、後者は「持てる力を存分に発揮したかどうか」。
全体としてはとにかくロシア(IJF)勢の強さが目立った。7階級中6階級で優勝。参加総数166名(男子)という小規模大会ではあるが、最高到達点・安定感・層の厚さともにまさしく脅威。JUDO TV解説の穴井隆将さんの「もう面白がっていられるレベルではない」との危機感は、世界の関係者の実感だろう。来る世界選手権でロシアが大会席巻、というシナリオはもはや十分現実味を帯びている。
前文:古田英毅
採点・評:eJudo編集部
66kg級
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